よみきかせについて

久々のおやじのぼやっきーです。



さて、みなさん
わたしたち「おやじの部屋・みたか組」は「おやじのえほんよみきかせ」という名で
絵本や紙芝居をみんなの前でよみます。

どうしてよみきかせをするのか? ときかれることしばしば。

それにおこたえしますと
てっとり早く、誰にでも手軽にできるからです。
そこに絵本があったから、的(?)なノリです。

そして思うのです。
よみきかせって、大体女性がやるもんだと思われているかもしれませんが
別に男だって、別におやじだって、やってもいいじゃないかと。

もう少しつっこんでいうと
性差もどうでもよくて、別に誰がやってもいいと思っています。

わたしたちの「おやじのえほんよみきかせ」は
メンバーそれぞれが好きな絵本を持ち寄ります。
よむ順番も、その場でなんとなくテキトーに決めます。

つまり、プログラムを考えたりしません。
それがいいかどうか分かりません。
特に進歩があるわけでもなく、いつも同じ感じの雰囲気でやってます。

何が飛び出すか分からない、開けてビックリの面白さ。
メンバーそれぞれの「好き」ってところがポイント。
好きなものが詰まっている。そういう気持ちが集まった場になる。

よみきかせのやり方もテキトーです。
絵本を正面に抱え、絵本の真上からのぞき込むようによんだりもします。
その姿はちょっと変かもしれません。
でも「おやじのえほんよみきかせ」なら、それでいい。

人前でよみきかせなんてやったことがないおやじは
多分最初はキンチョーしているかもしれません。
おやじ顔なので、外見では分からないだけかもね。
でも、みんなやってるし、みんなテキトーな感じだから
最初の一歩をふみ出せるのかもよ(そんなに大げさなことじゃないか)。

大勢の前でよむのと、それぞれの家庭で子どもたちによむのとでは
声の大きさとか、よみ方も違って当たり前ですが
それぞれのメンバーが、普段家でよみきかせをしている
そのままの姿だと思っていただいていいでしょう。想像はできる。

だから、特別なことでも何でもないのです。
だから、あなた(おやじ)にもできるのです。



kanban.jpg
↑「星と森と絵本の家」入口に掛けられた「おやじのえほんよみきかせ」看板。
 月1回、星と森と絵本の家でよみきかせやってます。時間があれば気軽にあそびに来てください。
 この看板はメンバーの河本さんがつくってくれました。ありがとう。


DSC_0036.jpg
↑「星と森と絵本の家」での「おやじのえほんよみきかせ」風景。この「畳+ちゃぶ台」が何ともいい感じなのです。

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さて、個人的に。

絵本を娘によむ場合。
娘はわたしのあぐらの中に「おっちんとん」とすっぽりおさまった状態になります。
まさに、神沢利子さんの『おめでとうが いっぱい』の中の「とくとうせき」です。

わたしは、娘のやわらかい肌を感じます。血の通ったあたたかさを感じます。
娘には、後ろから声がして、ふれあったからだから多分声の振動も同時に伝わっていると思います。
リアルな生身のふれあいです。

おとーさんはここにいるよ。

そういう安心感のようなものが伝わればいいなと思います。
雑誌か何かでよみましたが、絵本づくりについて酒井駒子さんもそんなことをおっしゃっていました。
あっ、『よるくま』 わたしは好きです。

安心感。
あなたの存在を認めています。
そしてこれはあなた次第だけど、できればあなたも誰かを肯定してね、なんて。

おたがいに肯定して受け入れる関係性。
対立しないこと。



ちょっと脱線しますが
ここ数年よく耳にする「親の子殺し」ニースに一番こころを痛めています。
親に否定された子の心中やいかに。絶望的じゃ。
これはどうにかしたい。わたしの中の関心あるテーマです。



よっこらせと。
はなしを元に戻します。

松井直さんが
子どもはお母さんから「ことば」をもらう、っておっしゃっていました。

それはそうだと思います。
でも、父親も家にいる時間や子どもといっしょにいる時間が増えてきている今の世では
子どもは、母親だけではなく父親からも、ことばをもらっている気もします。

絵本にはいろんなことばが詰まっています。
わたしの口からは出てこないようなことばもいっぱい。
そういうところは絵本の面白さでもあります。



また脱線します。

ことばを知らなかった我が子が、いつしかことばをしゃべり出す。
それってすごいことですよね。

長女の思い出。
あれは2歳の頃、家族3人で小さな旅行をした時のこと。

かみさんの友人宅におじゃまして、楽しかったんだと思います。
そこを後にしてホテルについて、また家族3人になったその時。
家族だけの時間が流れます。

突然に

「ママだーいち」「パパだーいち」
「ママだーいち」「パパだーいち」
「ママだーいち」「パパだーいち」

何度も何度もそうくりかえす。

何だと思えば、それは

「ママ大好き」「パパ大好き」 *1

いやいやいやいやー *2
それが分かった時には、さすがにまいってしまいました。

精一杯の感情表現。
それを、ことばであらわそうとしていること。
小さなからだいっぱいで伝えようとしている、その姿。

わたしはうれしくて
いっぱいあふれてくるものがありました。

ありがとう



あよっこらせと。

その時の気持ちは
たぶん今の「おやじのえほんよみきかせ」にもつながっている気がします。



(おばちゃんおとーさん)

*1=先ずママっていう、この順もポイントです。
*2= 『となりのトトロ』ススワタリをみつけたメイに向かって発した、大家のおばあちゃん風に。

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